読書感想文:序

小学生もすなる読書感想文といふものを、大学生もしてみむとて、するなり。
(言ってみたかっただけ)

さて、好きな車外国車編はさておき、先日自分はとある本を購入致しました。
最初にこの本を読んだのは確か高校1年だか2年だかの頃なのですが、実は読了することなく図書館の返却期限を迎えてしまったので、そのうち購入してもう一度読み直そう、と思っていた次第であります。

その本というのがロバート=ノージック著の『アナーキー・国家・ユートピア』というものでありまして、定価5500円+税というなかなか手の出しにくい価格だったのです。が、遂に購入を決意したというところです。

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ここで(数少ないこのブログを読んでくれている方々のうち)多くの人が「そんな訳分からん本の感想文なんて聞きたかねぇよ」と思ったと思いますが、この著書は最小国家論という考え方を語る上で絶対に外せない!というレベルの超鉄板です。

「じゃあその最小国家論ってのはなんだよ」という話になるのですが、その全てをここに記すには余白が狭すぎる。(は?)

簡単に言えば文字通り国家(政府)の規模、役割、権力は個人の自由を守ることが出来る範囲内で最小化されるべきであるという考え方です。

ごくたまーに言っている通り、自分はこの最小国家論を強く推しています。きっかけとなったのは一橋大学大学院法学研究科で教鞭を取られている(現在は特任教授)森村進氏の著書を読んだ事なのですが、それについてはここでは置いておきましょう。

さて、この『アナーキー・国家・ユートピア』という本なのですが、何せ600ページ程あるので個人的に要約してまとめながら読んでいきたいと考えました。
そこでこのブログ上に読書感想文として書きためていこうと思いついたということです。

自分は政治思想に明るくないですし、不勉強ですので間違ったことなんかも多く書くと思います。
「間違ってるぞ」と思いましたら是非指摘してください。勉強します。

前回読んだ時と違って今回は返却期限が無いので、ゆっくりじっくり読んでいこうと思います。

とりあえず次回は序文について書こうかなと思っております。余裕があれば一章も。


それではまた次回お会いしましょう。